北野保育園は「和・気・愛・愛」をもって、地域の子育ての支援を行います。

保育園ブログ

もうすぐ春です!

梅の花が園庭に咲くと、春が間近であることを感じます。梅の芳しい香りは春のにおい。冬の寒さに耐えてようやく開花した梅がその喜びを可憐な花とにおいに託しているかのようです。日本の社会は4月が年度始まりであるために、春は他の季節と違い、別れと新しい出会いの季節でもあります。

 今年の年長組の5歳児は、分園開設前の最年少の1歳児で入ってきました。20人の新入園の1歳児が動き回るあの春は、それはそれはにぎやかでした。私がちょうど北野保育園に入ったのがこの年でした。あの子どもたちがもう一年生です、本当に光陰矢のごとしです。年長さんが卒園式を迎え立派に巣立っていくと、あたらしい子どもたちがまたやってきます。

 毎年のこの繰り返しを続け、この春に卒園する子どもたちは北野保育園の卒園4500人をこえる学年になりました。二世代以上にわたって北野の門をくぐり、巣立っていった人たちもたくさんいらっしゃいます。これからもたくさんの子どもたちが北野保育園ですてきな「気」を身につけ、「愛」をもって新たな場で「和」をはぐくんでほしいなと願います。

 

 昔は梅が咲いて、桜が咲いて暖かくなると本当に幸せな気分で毎日を過ごしていたものですが、いまや花粉に敏感に反応する体となってしまい春は憂鬱な季節となってしまったのがなんとも悔しく、せつないことです。 園長 田中 裕

2015年03月02日   北野保育園

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