北野保育園は「和・気・愛・愛」をもって、地域の子育ての支援を行います。

保育園ブログ

ゲリラ豪雨の気配り

 夏本番!太陽全開でプールが楽しみな子どもたちは大喜びです。しかし、最近はゲリラ豪雨が多く、気が抜けないというか傘が手放せません。先日は午後からバケツをひっくり返したような雨が2回も降り、膝から下をびしょ濡れにして電車に乗って大山駅で降りると、なんと晴れ。待ち合わせた西台の人も舟渡の人も降ってないというので、どうも同じ区内で徳丸だけ降ったのではと本気で思ってます(笑)。

 ところで、

最近のゲリラ豪雨は、ディズニーランドに3時間もの停電をもたらしました。雷雨で施設全体が止まってしまうなんて、開園以来初めてではないでしょうか。アトラクションンのみならずレストランから売店まで停電ですから、夏休みを利用して遊びに来た人たちはどんなにがっかりしたことでしょう。

 しかし、TDLは小さな、そして粋な計らいをします。電気が止まって暑い店内で雨宿りをするお客さんに、冷たいおしぼりを配ったのです。ささいなことですが、この気配りがディズニーランドのホスピタリティなのでしょう。東日本大震災の時にキャストの機転で、人気キャラクターの人形を防災頭巾代わりに配り、本来外部の人間には絶対見せない通路を使って避難路としてお客さんを誘導したのは有名な話です。

 組織に絶対に必要で、しかしなかなか習慣化できないのが、「報連相」。園内に貼っている職員啓発ポスターに、報告は「義務」であり、相談は「問題解決(人に力を借りて自分が成長するチャンス)」であり、連絡は「気配り」とあります。昔は報告と連絡の違いがよくわからなかった私ですが(笑)、なぜ「連絡」が気配りなんだろうと思う方もいるかもしれません。

 実は「連絡」を辞書で引くと「相互に意思を通じあうこと」とあるのです。はたと思い当たり、うちの法人に必要なものはまずこれかもしれない、と確信しました。そこで、今年の法人の事業計画の目標を「法人理念の実現に向けた、相互に意思を通じあう組織づくり」としたのです。相互に意思を通じあわないことには、気配りなんてできませんから。まあ、言うは易し、行うは難しですが・・・。 園長 田中 裕

 

 

2016年08月04日   北野保育園

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