北野保育園は「和・気・愛・愛」をもって、地域の子育ての支援を行います。

保育園ブログ

8月は葉月といいます

 今日から8月。小学生から大学生までは夏休み本番といった感じで楽しい月なのでしょう。働くおとなと、ほとんどの保育園児にとってはいつもとそれほど変わらぬ(私のような暑さ嫌いにはきついきつい)月かもしれません。いや、園児は毎日水遊びができるけど、おとなはそういうわけにもいきませんから、休める日を心待ちにするしかありません。

 本園の職員室から見る園庭にはケヤキとサクラの葉が生い茂り、なるほどうちの園は葉月っていう名に似つかわしいな、とやや涼しげな木陰を見て納得。しかし、この暑さはどうにかならないのでしょうかね。冷夏とか言ってたのはなんだったのか。

 先日、八王子の誠美保育園に行ってきました。施設見学と近くにある首都大学の会議室を借りての勉強会です。園長の仕事には対外的なことが非常に多いのですが、現在私は板橋区の私立保育園園長会と東京都社会福祉協議会保育部会の仕事をしています。この後者の東社協では広報委員会と青年委員会の2つの活動に所属しており、両方とも他のいろいろな保育園の取材、見学があるため大変勉強になります。一昨日行った誠美保育園は南大沢という未来都市のように開発された街にあり、7割の保護者が車で子どもを送迎するため20台近くの駐車スペースがありました。広い園庭は全面芝生でなんともすてきな空間です。保育室は25年以上前に建てられているので新しくはありませんが、壁をはずして3~5歳児の垣根がないように工夫されていました。他園見学に行くとそれぞれいろいろな環境の工夫がありますが、誠美保育園の園長の折井先生がすばらしいのは、施設のハード面の土台となるところに職員の人材育成の考え方が実にしっかりしており、それが保育理念や環境構成に結ばれているところです。プレゼン力もすばらしく聞きほれてしまいました。おおいに見習わなければと思い、遠い八王子まで出かけたかいがあったと充実した一日でした。  園長  田中 裕

2014年08月01日   北野保育園

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