北野保育園は「和・気・愛・愛」をもって、地域の子育ての支援を行います。

保育園ブログ

業務のICT化って

 今年は桜は3月中に満開になるし、5月で30度近い日が続いたり急に寒くなったりとおかしな気象が続いています。きっぱりとした春夏秋冬が懐かしくなる今日この頃です。きっぱりとしていたのはいつ頃のことだっけ、といわれても微妙なところですが・・・

 さて、さきほどうちの園に出入りしているキャノンの方が、働きかた改革の提案で業務効率化いわゆるICT化の話を持ち込んでくれました。

 

残念ながらというか、業者の希望に添えないくらい先方のご提案は既に北野保育園は取り入れています。保護者への緊急の連絡や保護者の登園降園のシステム管理、職員の勤怠管理、職員が作成する子どもの個人記録や計画、日誌など。パソコンもかなりの台数になりましたが、なにせ建物が古いのでネット環境の不具合はよく起きます。

 他園のICT化では職員のライン代わりにトークノートとか、保護者との連絡帳のやり取りも最近はスマホでできるようにもなっています。しかし、ネット社会の怖さも一方であちこちで報道されています。極端に言えば今のネット社会では個人や組織の情報のハッキングでできないことはないといわれています。そう考えると連絡帳や写真販売のネット使用にはまだ簡単に踏み込めません。

 ICT化といいながら園長の業務(事務仕事)は圧倒的に増えている、というのが園長仲間での本音です。国や自治体から求められる書類が20年、30年前にはなかったものばかりだからです。確かにパソコンやワープロがなかった時代には、(うちの父母だけでなく、教員時代の私も)文字だけでなく表も定規を使って書いていましたから。まあ私が社会に出た頃はワープロはありましたが、使わなかっただけです(笑)。

 働きかた改革と言いながら超一流企業の社員の過労死や自死のニュースを見るにつけ、日本が諸外国のように早くワークライフバランスから「ライフワークバランス」にならないかな、せめて保育園はそうしたいなと思います。園長 田中 裕

 

2018年05月17日   北野保育園

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