北野保育園は「和・気・愛・愛」をもって、地域の子育ての支援を行います。

保育園ブログ

皇居乾通りの紅葉が見たい!

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2014年12月05日   北野保育園

「徳丸わくわくまつり2014」を開催しました

 11月1日に「徳丸わくわくまつり2014」が開催されました。北野保育園、マイライフ徳丸、徳丸福祉園という3つの福祉施設が板橋区の社会福祉協議会と一緒になって行うおまつりです。昨年までは保育園をのぞく三者が「徳丸福祉のつどい~徳丸マイフェスタ~」という形でやっていました。ちょうど昨年から北野保育園も高齢者施設マイライフ徳丸を訪問するようになって、施設長の高麗さんからぜひ参加を、とお誘いを受け、参加することになりました。徳丸という町に児童、高齢、障がいの三つの福祉施設が存在するのも縁です。それならばなんとか共同でなにかできないかというのが高麗施設長、徳丸福祉園、板社協の願いでした。

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2014年11月04日   北野保育園

運動会がんばりました

 台風が2週続けて日本を通過していきました。幸い、園には被害がありませんでしたが、日本各地で大きな爪痕を残していきました。

 

 そんな台風の間隙をぬって、11日にはさわやかな秋の空気を感じながら運動会を行いました。0歳児から5歳児までそれぞれ楽しく踊ったり、一生懸命走ったり。わたしが目指す園は「ひとりとみんなが輝くところ」です。運動会の日の子どもたちは遊戯でも親子体操でも競技でもかがやいていました。0歳児には0歳児の、5歳児には5歳児の輝きが見られました。発達段階がちがっていても見せる輝きは同じです。

 午後は親子競技やリレーが続きます。4歳児のリレーと5歳児のリレーは一学年とはいえ、走りに差があり、もうすぐ1年生のさくら組はさすがと思わせる場面ばかりでした。バルーン、組体操ばかりでなく、開会式のリーダーや準備物のお手伝いをする姿に来賓でいらした北野小学校の校長先生や副校長先生は感心していました。そう、来賓のかたもたくさん来てくださいました。ありがたいことです。卒園児も例年は兄弟関係の小学生が多いのですが、今年は兄弟姉妹のいない卒園児が何人も来てくれました。うれしいことです。

 職員が実行委員を組織して行事を終わらせるまでは緊張がずっと続きます。今回、すばらしい運動会ができたのは縁の下の力持ちとなるスタッフが計画的に進行を進め、主役である子どもと保護者がかがやく場になったからです。みなさん、どうもありがとうございました。 園長 田中 裕

2014年10月14日   北野保育園

秋なのか夏なのか

 正統的な夏ではなく、なんとも困った8月でした。35度超えが続いてギブアップしたくなったら、急に雨続き。涼しいのはいいのですが、お天道様が何日も見られず、子どもはプールに入れず。東京はまだそれでも晴れた日が多かったと思いますが、広島を始め土砂災害に見舞われた地域など、被災地にはお見舞い申し上げます。また、天候不順により作物への影響は避けられません。日々の食事や給食まで心配ですね。

 防災の日は避難訓練も引き取り訓練も雨の中行われ、梅雨みたいな天候に辟易していたら今日は久しぶりの晴天になりました。どのクラスも待ってましたとばかり、お散歩にでかけました。5歳児は毎月恒例のゴミ拾いも行いました。ゴミ拾いは公園に行くのですが、曜日の関係かまったくゴミがない時もあります。今日は燃えるゴミ、不燃ゴミをあわせて700グラム超でした。子供たちはトングを使って本当に喜んでゴミ拾いに参加します。小中学校も定期的にゴミ拾いを行えば、どれほどゴミが多いか、そして、ゴミを捨てないという意識が定着すると思うのですが・・・。

 なんか脈絡のないことばかり書いていますが、このあとまた夏に戻るような気温になることが心配です。せっかく秋らしい虫の音が夜の街から聞こえるようになったんですから。(ちなみに3歳児のばら組からは鈴虫のすてきな合唱が聞こえてきますよ!)

 来週は1~5歳児まで敬老の集いがあります。園に遊びに来ることができるおじいちゃん、おばあちゃん、楽しみにしていてください。高齢者施設訪問もマイライフだけでなく、最近は有徳高校の近くの「徳丸ふれあい館」にも遊びに行っています。そして、そろそろ運動会に向けて動き出しました。充実した秋にしたいですね。 園長 田中 裕

2014年09月02日   北野保育園

8月は葉月といいます

 今日から8月。小学生から大学生までは夏休み本番といった感じで楽しい月なのでしょう。働くおとなと、ほとんどの保育園児にとってはいつもとそれほど変わらぬ(私のような暑さ嫌いにはきついきつい)月かもしれません。いや、園児は毎日水遊びができるけど、おとなはそういうわけにもいきませんから、休める日を心待ちにするしかありません。

 本園の職員室から見る園庭にはケヤキとサクラの葉が生い茂り、なるほどうちの園は葉月っていう名に似つかわしいな、とやや涼しげな木陰を見て納得。しかし、この暑さはどうにかならないのでしょうかね。冷夏とか言ってたのはなんだったのか。

 先日、八王子の誠美保育園に行ってきました。施設見学と近くにある首都大学の会議室を借りての勉強会です。園長の仕事には対外的なことが非常に多いのですが、現在私は板橋区の私立保育園園長会と東京都社会福祉協議会保育部会の仕事をしています。この後者の東社協では広報委員会と青年委員会の2つの活動に所属しており、両方とも他のいろいろな保育園の取材、見学があるため大変勉強になります。一昨日行った誠美保育園は南大沢という未来都市のように開発された街にあり、7割の保護者が車で子どもを送迎するため20台近くの駐車スペースがありました。広い園庭は全面芝生でなんともすてきな空間です。保育室は25年以上前に建てられているので新しくはありませんが、壁をはずして3~5歳児の垣根がないように工夫されていました。他園見学に行くとそれぞれいろいろな環境の工夫がありますが、誠美保育園の園長の折井先生がすばらしいのは、施設のハード面の土台となるところに職員の人材育成の考え方が実にしっかりしており、それが保育理念や環境構成に結ばれているところです。プレゼン力もすばらしく聞きほれてしまいました。おおいに見習わなければと思い、遠い八王子まで出かけたかいがあったと充実した一日でした。  園長  田中 裕

2014年08月01日   北野保育園

大盛況の夕涼み会

 7月19日(土)に恒例の夕涼み会が行われました。心配していた天候ですが、終了時間とともにザーザーの降雨!無事終わってよかったです。

 今年の目玉は、キッズスマイルカンパニーのアーティスト「ちゃりー」こと河野理さんのパフォーマンスでした。「ちゃりー」さんは日本全国を回っているアーティストで多忙な中、いらしてくださいました。また「ちゃりー」さんは板橋区の私立保育園の保育士研修の講師に何度もお願いしている男性保育士でもあり、現在は世田谷のある保育園の分園の施設長をされているそうです。多彩な手遊び、手品、パントマイムなどにおとなも子どもも大喜びでした。(園長ならあれぐらいやってほしい、なんて無理なこと言わないでくださいね!)

 また、盆踊りでは今年も卒園児のS君とT君の兄弟がすばらしい和太鼓をたたいてくれました。2回ともたくさんの子どもが参加して踊り、夏祭りらしさが感じられたのも和太鼓があってのことだと思います。S君、T君本当に毎年、ありがとう!

 新しくはじめたオリジナル缶バッチ製作も大人気でした。この企画は実は板橋区社会福祉協議会の協力によってできたものです。缶バッチ作成機の貸し出しだけでなく実際に手伝いに来てくださいました社協のお二人にも改めて御礼申し上げます。そして、二人とも「こんなにたくさんの人が作ったのは初めて」とびっくりされていました。(この缶バッチ製作は実は秋にも、もういちどチャンスがあります。こうご期待!)

 在園児の家庭だけでなく、卒園児、地域のかたなどたくさんの人に参加していただき梅雨明け目前の楽しい夜を過ごせたことをうれしく思います。参加してくださいました皆様、運営に尽力してくださいました職員のみなさん、板社協のNさん、Yさん、ゲストのちゃりーさん、本当にありがとうございました。   北野保育園 園長 田中 裕

 

夕涼み 画像.jpg

2014年07月22日   北野保育園

笹の葉サラサラ

今日は七夕。残念ながら星空は見られそうにありません。それでも子どもたちは(職員も)大事な大事な願い事を笹竹の葉っぱに結わえました。午前中には、本園に北野ベビールームや地域の方の参加があり、楽しい七夕の集いができました。(織姫と彦星の寸劇にサンタクロースのような白髭の神様が現れて、ちょっとびっくりして泣いてしまう園児もいましたが。)笹の葉、サラサラ~の歌はみんなきれいな声で歌っていました。みんなの願い、かなうといいですね。

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2014年07月07日   北野保育園

動物園にいってきました

 例年ほど暑くなく、今年は過ごしやすいなあと思っていたら、いきなり30℃以上の真夏日が続き、かと思ったらいつもより早く梅雨入り。北海道の猛暑日といい、四国の大雨といい、やはり異常気象はどんどん進んでいるのでしょうか。

 そんな天気の合間に4,5歳児が親子遠足に行きました。行先の上野動物園には地方から来た中学生や親子連れでいっぱい。平日でもこんなに賑わっているのかと少々驚きました。幸い起きているパンダも見ることができましたし、ゾウもキリンもトラも暑そうでしたが子どもたちを喜ばせていました。動物園に入る前に、親子遠足の大きなねらいである親子、クラスみんなで触れ合う機会を設け、保護者のみなさんに協力していただいて楽しいレクリエーションができました。ありがとうございました。

 4歳児ふじ組のレクは「猛獣狩りに行こうよ」でしたが動物園では猛獣を目の当たりにして子どもたちはどう感じたでしょうか。私はトラやクマの大きさにびっくりしましたが、山の中であんなに大きなヒグマと出会ったらホントに足がすくんでフリーズしてしまうでしょう。

 でも、実は動物園の動物たちは人間に見られるストレスを感じているといいます。最近の動物園ではそこに配慮して自然に近い環境に仕立てたりと見る・見られるの工夫がしてあります。そして、保育園という施設にも子どもたちが感じるストレスを軽減すべく家庭に近い環境設定が求められます。我が園ではまだまだ工夫の余地だらけですが、少しずつ落ち着ける家庭のような空間を作れればと思っています。                                                                   園長 田中 裕

2014年06月04日   北野保育園

花の写真

 過ごしやすいいい季節となりました。このあと梅雨が来てじとじとじめじめには辟易しますが、最近の五月晴れの日の気持ちのいいこと。風が強い日も多いのですが、お散歩にはもってこい。お昼ご飯のあとの0歳児のお散歩はみんな心地よさそうです。中にはすぐにうとうとしてしまう子も。

さて、GWが終わっておうちでたっぷり遊んだ子どもたちの中には、保育園の生活を忘れてしまって日中泣く子もいます。新入園児に多いのですが、第二のおうちとして子どもたちが安心してくつろげる場所にすることが保育園の課題と言えます。各クラスの栽培等も始まりますが、お花や緑がいつも子どもたちの視界にある環境など目に優しい自然に囲まれた生活が子どもの情緒の安定に欠かせないのではないかと思います。休みの日にフラワーフォト講座というものに参加しました。花の写真を撮るのですが、とても難しく集中力を要します。先生が撮った花の写真はすばらしい気を出していました。明らかに自分が撮った写真と花の美しさが違うのです。私も腕を上げてすてきな花の写真を家や園に飾れるようにしたいな。

                               園長 田中 裕

2014年05月14日   北野保育園

「世の中に絶えて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」

 六歌仙の一人、在原業平が詠んだこの和歌ほど日本人の桜に対する思いが表れているものはありません。もし、この世に桜というものがなかったならば、春は穏やかな心もちでいられたのになあ、という古人の思いとは。

人は桜の開花を待ちわびる頃から、そわそわします。そして、開花。三分咲き、五分咲き、そして、満開!と思いきやすぐに風が花を散らせてしまう。こんなに気もそぞろにになるのならいっそのこと桜なんてないほうが・・・という逆説的な歌なのですが、まさに今年も咲いたと思ったら前線がやってきて雨は降るわ、突風が吹くわ。まあ、このはかなさというか、潔さというか、期間の短さが日本人の琴線に触れるのでしょう。

それでも、今年度の入園式にはまだ園庭の桜は十分に残って新入園児を祝福してました。慣れ保育も終わり、一日フルに保育園の生活が始まっています。たくさんの見知らぬ大人に人見知りして泣く子、最初は事情がわからずニコニコしていたのに「今までと違う環境だぞ」という現実を受け入れざるを得なくなって不安になっている子。

毎年の光景ですがこれは大事な成長の過程です。ここから人への信頼感や安心感がまた新たに育っていくのです。そんな子どもに「早く環境に慣れて!」などと焦ってはいけません。子どもは桜ではないので大人が焦ってもすぐに咲きません(変わりません)し、満開になっても散りません。じっくり、ゆっくり、まったりといきましょう。

                               園長 田中 裕

2014年04月16日   北野保育園

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